次世代機対談@ゲーマガ と Web上の反応
についての話題が盛り上がっているようです。
下記のサイトに影響され、自分も興味をもったので
自分なりの考えや感想を書いてみます(便乗)
この記事の為にゲーマガを買ってきました(笑)
ここではWeb上の議論を主に取り上げ、それに対する自分なりの
意見を述べてみます。
他所のブログやコメントに対する批判というか異議をどこまで
書いて良いものか、バランスが難しいですね…。
色々と失礼な事があったら指摘していただければと思います。
コメントとしてやるべき事なのかもとも思いましたが、複数の
サイトにわたり共通する内容があったのでまとめとして書いてみます。
私が主に注目したのは次のサイト
●わぱのつれづれ日記
「■[ゲーム][PS3]「Wiiはテレビ、PS3は映画」 by 小島秀夫氏」
http://d.hatena.ne.jp/wapa/20060703/p1
●発熱地帯
「ゲーム業界に広がる「映画的ゲーム→テレビ的ゲーム」という認識」
http://amanoudume.s41.xrea.com/2006/07/post_233.html
●SFから愛をこめて
「ゲーム開発の個人的な夜明け」
http://blog.drecom.jp/kikuchia/archive/73
●わぱのつれづれ日記
http://d.hatena.ne.jp/wapa/20060703/p1
>マスコミのPS擁護論だけでなく、ゲーム開発者側からも、
>現在の任天堂一辺倒の流れに不満を言う人が出てきています。
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というフリから、ゲーマガの小島氏×新川氏×野村氏の対談を
紹介されており、まるで小島監督が任天堂批判をしているかの
ような誤解を招くかもしれない紹介になっています。
●わぱのつれづれ日記
>全体としては、そんな強烈なWii批判をしていると言うよりは、
>「自分がやりたいことをやるためにPS3に頑張ってほしい」、
>という雰囲気が伝わってきました。
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とも書かれてはいるのですが全体的にグラフィック追求に
対する非難の気持ちが抑えきれないような内容になっている
ように感じられます。
その為、「映像追求=小島監督≒悪」のように読めなくもなく
コメント欄ではそのように読んだ方の多くが批判に走っている
ようですね。
●わぱのつれづれ日記
>PS3は未来。Wiiは機能的には過去の発想のマシン。
という引用があるのですが、実際の雑誌の内容は
>「PS3は「未来」ですから。Wiiは面白いですけど、機能的には
> 過去のマシン。ゲームデザイナーなんで、もちろんWiiは非常に
> 可能性もあって面白いハードなんですけど、やっぱりグラフィック
> とかサウンドをよくしていって、映画に追いつかなアカンですよ。」
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となっており、Wiiを褒める部分も過分にあります。
最初にも述べたとおり、Wiiはダメという事ではなく、「WiiもPS3も
どっちも良い。ただ自分が担当する部分としてはPS3であり、映画を
超えるゲームだ」という事なのでしょう。
●わぱのつれづれ日記(コメント)
> wapa 『まあ、別のコメントではWiiを絶賛したりして
>いますから、要するに調子がいい人なんでしょう。
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というコメントもあります。これは本質をとらえていない残念な
発言だと思いました。
●わぱのつれづれ日記【まとめ】
私としては、小島監督は「PS3もWiiもどっちも良い」と
心から感じているのだと思います。
ただ、スマブラの桜井さんとの対談@HIDECHAN! Radioでも
あったように、業界全体を考えた場合、自分が担当するのは
万人ウケを目指すWii作品より、高度な技術と表現力をもつ
PS3だろう。と感じられているのだと思います。
●発熱地帯
http://amanoudume.s41.xrea.com/2006/07/post_233.html
>けれども小島監督は周知のように大の映画好きで、
>映画的なゲームの制作者です。『MGS4』をPS3向けに
>制作している小島監督にしてみると、現在のPS3不利の状況、
>「映画→テレビ」への大転換は好ましいとはいえません。
>そのため、たとえ世の中の状況がどうあっても、映画的な
>ゲームを作り続けたいという決意を宣言したようです。
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『小島監督=映画のようなゲームを作りたい人』
というのは
よく言われる話なのですが、私はそれは間違いだと思います。
本質を捉えていないと思います。
私は
『小島監督=あえて映画のようなゲームを作ることで、
ゲームでなくてはならないゲームを作る人』
だととらえています。
”ソレとは違う”という事を証明するために”ソレに似たものを
作る”という逆転の発想ですね。
全体的な論調として、映画のようなゲームを否定し、その
代表として小島監督を挙げられていましたが、私は小島監督は
その正反対に居る人だと考えています。
『ゲームこそ映画を超えるメディアになりうるメディアだ』
と、ゲームのメディアとしての可能性を考えている数少ない
ゲームデザイナーの一人ではないでしょうか。
●SFから愛をこめて
http://blog.drecom.jp/kikuchia/archive/73
>しかし、俺は、どんなにイノベーションのジレンマだの、
>レッドオーシャンだの言われても、最新の技術をつかって、
>面白いゲームで、驚くような映像を造りたいという欲望を
>無視できない。
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非常にストレートな意見だと思います。
私もスクウェアが映画を制作したときには「映像至上主義は悪」
「ゲームはそんなものじゃないだろ」という思いが強くありました。
しかし、現在の日本にはアンチフォトリアリスティック主義というか
アンチテクノロジー主義がいきすぎているように感じます。
日本のゲーム業界は、欧米のゲーム業界に技術的な差を
つけられてしまったといわれています。日本のゲーム産業を
考えた場合、この巻き返しが必須です。
しかしながら目の前の市場を考えると、アンチテクノロジー市場
あるいはテクノロジーアレルギー市場といえるような市場しかない。
どのようにして日本のゲーム業界はこの差を巻き返すのでしょうか。
もちろんWiiやDSのような一般的な技術とは少し軸をずらした技術で
勝負するのはアリではありますが。
●全体のまとめ
・小島監督はWiiを否定しているわけではない
・映画を作りたいクリエイターと小島監督は全く違う
・技術至上主義は本当に悪なのか
・小島監督はWiiを否定しているわけではない
・映画を作りたいクリエイターと小島監督は全く違う
なんか小島監督”信者”の戯言のように勘違いされそうで
イヤですが(笑)
これまでHIDECHAN! Radioなどである程度小島監督の言動に
触れてきた限り、おそらくこういうことなのだと思います。
「Wiiは素晴らしい、でもゲーム業界全体のバランスを
考えると、自分の担当する分野じゃない」と考えている
のかもしれません。ゲームデザイナーとして非常に魅力は
感じているようなので、その誘惑に負けて(?)作品を作る
可能性は十分あるかもしれませんが(笑)
最近は「自分の残り人生でどれだけの作品を世の中に
生み出せるのか」という焦りも感じているようですし。
・技術至上主義は本当に悪なのか
これはもう最近の評論家が悪いのではないかと思ったり
しなくもないですが…。あとはシェンムーとFF映画の大失敗
かな(苦笑)
”技術を追い求めること≠悪”なハズです。技術に走りすぎ
面白さがないがしろにされて初めて問題になるわけで。
実際FF12は非常に高度な技術で高度なグラフィックが実現
されていますが、あまり批判は聞こえてきません。
それはゲームとして面白く作られているからに他ならない
のではないでしょうか。
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