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私がウツになりまして

お疲れ様です。
ブログの書き出しなのに、無意識のうちに「お疲れ様です」と書き出そうとするあたり、割とキテるなぁと思ったり(苦笑)
(社内文章、インスタントメッセンジャーの書き出しは常に「お疲れ様です」なのです。)

 前回の日記から、あまりに180°方向性が違いすぎて苦笑するしかないのですが、ぶっちゃけウツです。

現状としては…

 ・自傷行為のように、自分に対して不利になる行動を選択してしまう
  (夜更かし、遅刻など)
 ・踏ん張りが利かない、頑張れない
 ・自分の現状を省みて、涙が出る

といった感じでしょうか。

 きっかけは去年の12月下旬。
 自分が半年間かけて必死に作ってきた敵キャラクターがゲーム本編に出ないという話になった事。
半年といっても、実質必死で取り組んだのはラスト3ヶ月、死ぬ気で頑張ったのはラスト1ヶ月ぐらいですが。
最後は我ながら壮絶でした。

 睡眠時間は基本3~4時間。一時間でも長く仕事をするために、睡眠時間を可能な限り削り、移動時間を少しでも睡眠に充てる。
電車で座って寝る為に、生活時間を前にズラし、5時に起きて6時前の電車で出社。夜は朝が早いので多少早めの23時退社。駅で電車がくるのが5分後とかだと、「あぁ、5分寝れる。」と、立ったまま寝る。2日に一回は会社に泊まる。休日は2週間に一度、1日だけ。
同期と一緒に外に食べに行く昼休憩も捨て、一人弁当を買い、早めに食べ終えて昼寝。少しでも睡眠時間を稼ぐ。晩飯休憩も返上でデスクで仕事をしながら晩御飯。
という生活。

 こんな生活を支えていたのは「自分へのプライド」そして「作品愛」。
誰も褒めてくれない(実力がズバ抜けているわけではないので当たり前)ので、努力している自分を自分で誇ることで達成感を得る日々。

  「自分はどーなってもいい。作品さえ仕上がれば。」
  「自分を犠牲にしないで、クオリティの高いモノが生み出せるわけがない。」
  「新人で技術力のない自分ができるのは、努力することだけ。人より少しでも努力する。」

と自分に言い聞かせる日々。
 ボスの『人に信頼されたければ、人より遅く帰れ。トイレの中で寝るぐらい頑張れ。』という言葉を思い返し、自分を勇気付けていました。
(これは、直接言われた言葉ではなく、あるところで語っていた言葉を自分用にアレンジした言葉です。元の言葉は「他人より頑張らないと、人なんてついて来ない。人より遅く帰って、トイレの中で寝るぐらい頑張るぐらいでないと。」という感じの言葉でした。)


運命の日。
    運命の日。
前日も泊り込んでギリギリまで作業していましたが、自分としても十分とはいえない出来でした。
十分に賢いとはいえないAI。十分にカッコイイとはいえない動き。
ボスの反応はシブいモノでした。「ココではださへん方がええんちゃう?」この一言で自分の敵が出るステージは一箇所だけになりました。
精魂果て、2日ほど休みをもらい、会社に出た日。
上司から聞かされたのは「○○は、あのステージでも出ない事になった。○○でだけ出す。」

それは、最後の砦だったステージにさえも、自分の敵が出なくなるという宣告。
正直、出来からすると仕方ない。まったく出なくなるわけではない。ただ、必死で、自分の誇りで作ったAI部分は全て無駄になることになった。
自分の半年の頑張り、想い、プライドは、消えた。


 明らかに自分のペースでは間に合わない仕事量。最初は、周りからいずれヘルプが来るのだろうと思っていたけれど、まったくそんな気配はなし。自分の作業状況が伝わっていないのかと思い、自分の状況の遅れを詳しく報告してみるも、特に何も変わる事はなし。
 ああ、やっぱりこういうハードな部署なのかと思い直し、必死に頑張りました。
仕事が始まってすぐの5月、6月頃の自分の頑張りは十分とは言えなかったかもしれません。でもそれ以降、ギリギリまでは、自分でもわりと頑張ったと思う。90点ぐらいはつけても良いと思うぐらいには。

 でも間に合わなかった。

 学生時代は、手を挙げるかどうかだった。手を挙げさえすれば、あとは必死で頑張ればなんとかなりました。
全部が上手くいったわけではありません。受験に失敗したこともありました。
 でも、これほど頑張って失敗したことはなかった。人生で一番努力し、そしてその努力が報われることなく消えた。



 運よく、運悪く、年末の休みに入りました。運よく、運悪く、風邪で体調を崩した。
 2週間近く休んだけれど、風邪はなかなか治らなかった。
喉の異変は、これまでのように一日で、風邪になる間もなく治るハズだったのに、喉の痛みで眠れないほどになりました。
やっと病院に行き、薬をもらい、喉に直接かけるタイプの薬を使って、なんとか治しました。

 しかし、微妙に上手くいかない。
朝起きると、強烈な吐き気に襲われる…。なんとか昼まで休み、昼から出社する。
昼から出社すると連絡しておきながら、昼になっても回復せず、一日休む。
毎朝7時に起きないといけないのに、前日2時、3時まで眠ろうとしない…。
朝一番の掃除に遅刻する。朝ある新人朝礼に遅刻する…。


 努力することでのみ価値があると信じていた自分という存在。
そして、報われなかった努力。
 認められなかったわけではない。ボスも上司も自分の努力は認めてくれていた。
 初めはわざわざボスが、自分を呼び出してくれた。忙しい中、話をしてくれた。過去の自分の失敗談を交えながら。
 さらには、上司がわざわざ話を聞いてくれた。今の私の気持ちを聞いてくれた。自分の思い悔しさを上司に伝えた。
「努力は皆見ている。戦友として認めている。」「メモリの関係で、○○より××を使う方が良いという判断だ。」
最高の労いの言葉だと思う。しかし、自分の仕事が“何より優先して使うべきレベル”にまで達していれば、作品に組み込まれていたハズ…。自分のチカラが足りなかったという事実に変わりはない…。
ずいぶん楽になったが、それでも完治は難しかった。
 自分に対する誇りを失ってしまった。同時に作品に対する愛も失ってしまった。

 自分の価値を低めるような行為を無意識に、意図的に行うようになってしまった…。



 会社を休んでも、休んでいる自分に嫌気がさす。
頑張ろうとすると、頑張る支え、理由が見つからず頑張れない。
そのくせに、頑張っていない自分に吐き気がする。
頑張りたいのに頑張れない。
休んでいるのに休まっていない。


 その後、ぼちぼち休みながらも与えられた仕事。
 すべてのプレイヤーが常に体験する部分での敵。非常にやりがいを感じた。自分なりのお遊びも勝手に仕込んだ。
ところが、それは事情によって、一部のプレイヤーしか体験しない場所になった。まったく価値が無くなった。
まぁ、これはある程度予想していた事だから仕方ない。
 数千あるファイルを自分の作ったデバッグツールでチェックする作業。


 上司に再度、相談した。
自分は頑張りたいこと。今の場所でやり続けたいこと。
けれども、その気持ちと裏腹な行動ばかりを選択してしまうこと…。
一度、心療内科に行ってみようと思っていることも伝えた。
「体が第一だから。辛い目にあった人は、その気持ちで他人のことを考えることができるから。」
本当にこの人が上司でよかったと思った。


 「道は開ける」という本。高専を中退するほど悩んだ時、教授が薦めてくれた本。
この本を知らなければ、もっと悪化していたかもしれない。
学生時代は、自分のやっている事と、できる事とのギャップに悩んだ。
今回と根本は同じかもしれないが、違う理由の悩み。でも確実に、その経験は役立った。
 心療内科。これもその時、相談に乗ってくれた教授から教えてもらった。
こんな病院があることを知らなければ、もっと追い詰められていたかもしれない。


 「今は充電池の充電が切れた状態。」
 「頑張ることは悪いことじゃないが、今は休むことが大事。」
 「毎日、8時間は寝なさい。」
 「1,2ヶ月ぐらい、上司と相談して休みをもらいなさい。」
 「もしくは、毎日11時には寝れるように会社から帰りなさい。」
 「休み始めの2週間ぐらいは、『なんで休んでしまったんだろう』って自分を責めるけれど、その後から本当に休まる。」
 「休み方を学ぶ機会だと考えなさい。」
 「以前の挫折のように、きっと今回も立ち直るだろう。」
 「充電できれば、以前のように働ける。」

抗うつ剤と睡眠薬を処方できるけどどうする?と聞かれた。
どちらもなくてもなんとかなりそうな気はしたが、11時に寝る自信はなかったので、念のために睡眠薬だけを処方してもらった。
 上司に直接メールで、診察内容を詳しく伝えた。
「会社の事は心配しなくてもいいから 体を休めて下さい 医者の言うように 充電して元気になるのが一番です」

 現在の仕事の状況を考えると、医者が提案してくれた「8時間睡眠」も「11時に寝れるように帰る」もありえない。
 上司は、休んで良いと言ってくれているが、会社がそれを許してくれるかどうかは分からない。

 数千のファイルを延々処理していく仕事。正直、「つまらない」と思った。でもこれは「確実に無くならない仕事」。
無くならない仕事はつまらない。無くなるかもしれない仕事ほど、挑戦的でやり甲斐のある仕事。
自分は、やっぱり「挑戦的な仕事」をしたい。
 今、ここで信頼を失うことで、挑戦的な仕事は任されにくくなるかもしれない。



 それでも。それでも今は少し、休もうと思う。
 休みたい。


 今、プロジェクトが大変な事は分かっている。
自分より頑張っている人がたくさんいる事も知っている。
甘えだと言われるかもしれないが、今は仕方ない。

 以前の挫折経験から、必要最低限の人以外の人がどう思うかを想像してはイケナイことを知っている。学んだ。
自分が想像している以上悪くは思っていない場合が多いことも。
だから、今は敢えて考えない。

 以前の挫折経験から、必要な人には頑張って状況を報告しておく事の大切さを学んだ。
直属の上司には、直接話をした。以前話を聞いてもらったが、改めて自分から現状を報告した。自分の想いは伝えた。
「会社は心配しなくてもいいから 体を休めて下さい」と言ってくれた。ほんとに今の上司が自分の上司で良かったと心から思う。

 もしかすると、大事な時期に挫折し、周りに迷惑をかけたのだから、今の部署には居られなくなるかもしれない。
だが、それすらも仕方ない。
今の部署は好きだ。今の部署は誇りだ。今の部署で頑張りたいという気持ちもある。今のグループで頑張りたいという想いもある。
それらの貴重な環境が失われるかもしれない。一度失うと、まったく同じものを取り戻すのは、ほぼ不可能だろう。

…もったいない。でも、まぁ仕方ない…か。


 自分の仕事の残った部分にもまだ遣り残しがいくつもある。
商品として世に出てしまってからでは直せない、直したい部分がたくさんある。
けれども、今は少し休む事を選ぼうと思う。

 月曜日まで休みをもらいたいと、上司に直接電話をした。全体の士気にかかわる事で迷惑をかけて申し訳ないと謝った。
「事情が事情だからしょうがない。しっかり体を休めてください。
忙しい中、上司が一番休まずに働いているのに。
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2007年4月からゲーム業界の大手某社で働き始めた管理人 ねこきき が日々思うことの記録。業界に対する話や最先端技術的の話、プログラム話などをダラダラと書いています。

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